絵図「工場は川崎へ」1934(昭和9)年 複製ポスター(サイズ:98.5cm×27.5cm)
▲ポスター全体(サイズ:98.5cm×27.5cm)
1934(昭和9)年に川崎市が工場を誘致するために作成した鳥瞰図入りのパンフレットのうち、鳥瞰図の部分のみをポスターとして楽しめるよう本来の大きさの約2倍に拡大して複製しました。
鳥瞰図には、すでに埋め立てが終わり工場が建設されつつあった扇島地区を中心に、当時の川崎市の姿が描かれています。画面右側には造成工事中であった現在の水江町地区、さらにはまだ工事が始まっていない千鳥町地区の埋め立て予定地が描かれています。この時期には観光案内などで盛んに鳥瞰図が描かれましたが、その構図は発注者が強調したいものを極端にデフォルメして大きくし、そうでないものは端の方に小さく描かれるところに特徴があります。この鳥瞰図は、工場の誘致を目指したものだったので、工場が建つ埋め立て予定地が目立つように描かれています。
- 1934(昭和9)年
- 作者 金子常光
- 川崎市市民ミュージアム所蔵
- 資料の実寸:約52cm×約14cm
- ポスターサイズ:98.5cm×27.5cm
- 印刷・発行 2023年2月
- 発行 川崎市市民ミュージアム
©KAWASAKI CITY MUSEUM
※当品は川崎市市民ミュージアムの所蔵資料を複製したものです。
- 分類:オリジナルグッズ
- 出版年度:2022年度
※画像はポスターの一部です
▲工場建設予定地が描かれています
▲当時の川崎駅周辺の様子も描かれています
▲左端には武蔵小杉周辺や横浜方面への路線も描かれています
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