ZooとArt 色とカタチのどうぶつ展
企画展示室2 / 2019年04月13日-2019年06月30日
本展では、当館所蔵の美術作品の中から、どうぶつが描かれた近現代のポスター、マンガ、版画作品86点を「リアル」、「デザイン」、「コミカル」の3つの視点からご紹介します。同じ種類のどうぶつの絵でも、描き方やアプローチによって、色もカタチも違う十人十色の作品として表現されています。作家たちはどのような意図からモチーフとして選び、描き分けているのでしょうか。その違いを感じ取り、親子で楽しく鑑賞していただける展覧会となっています。
また、こうした様々な表現をご覧いただきながら、どうぶつを好んで描いたフランスのグラフィックデザイナー、レイモン・サヴィニャックにも焦点を当て、その作品をまとめて紹介します。
展示構成
◆1.「リアル」明治期の石版画やアンディ・ウォーホルによるシルクスクリーン作品から現代広告ポスターまで、リアルに表現された動物の姿をたどります。
◆2.「デザイン」
アール・デコ期に制作されたポスターや現代グラフィック作家によるポスター作品を中心に、デザインとして使用された動物の姿を見ていきます。
大橋正《明治チョコレートミルク・レーズン・ナポリタン》 1955年 川崎市市民ミュージアム所蔵
◆3.「コミカル」
風刺や宣伝のために描かれたマンガやポスターの中から、人間のように描かれた動物たちの“擬人化”に注目し紹介します。
小林清親《動物館にて子牛暴狗に噬たる戯》 1882年 川崎市市民ミュージアム所蔵
◆4.「レイモン・サヴィニャック」
当館所蔵のサヴィニャック作品から、動物が描かれたポスターを中心に紹介します。
関連プログラム
● 糸の森の音楽会
- *「演奏会&体験 きいて!さわって!ストリングラフィ」
- 4月28日(日)①11:00~12:00 ②14:00~15:00
- 出演者:水嶋一江&ストリングラフィ・アンサンブル
- 1F逍遥展示空間/参加無料/当日直接会場へ
- *「ストリングラフィをつくろう!」
- 4月28日(日)15:30~16:30
- 3F体験学習室/500円/20名/5歳以上(低学年以下保護者同伴)/イベントページより要事前申込(抽選)
- 申込期間:受付中~4月14日(日)16:00
● 子ども向け鑑賞ツアー
- 5月2日(木・休)14:00~(30分程度)
- 2F企画展示室2/当日直接会場へ/要観覧券
● ギャラリーツアー
- 5月18日(土)、6月15日(土)各日14:00~(30分程度)
- 2F企画展示室2/当日直接会場へ/要観覧券
● Zooといっしょ。~アニマルブローチをつくろう~
- 6月2日(日)、6月9日(日)各日14:00~
- 講師:あべせいじ(アーティスト/デザイナー)
- 3F体験学習室/500円/15名程度/3歳以上(低学年以下保護者同伴)/イベントページより要事前申込(抽選)
- 申込期間:4月14日(日)9:30~5月19日(日)16:00
● 動物の謝肉祭 ピアノデュオ・パリ・プラハ(PPP)
- 6月30日(日)14:00~15:15(13:30開場)
- 出演:ピアノデュオ・パリ・プラハ(PPP)、ピアノ:小田裕之、十川菜穂
- 1F映像ホール/500円(中学生以下無料)/イベントページより要事前申込(抽選)
- 申込期間:4月23日(火)9:30~6月18日(火)16:00
【同時期開催 企画展】
岩合光昭写真展 ねこづくし
岩合光昭写真展 ねこづくし
★岩合光昭写真展を観覧の方は「ZooとArt 色とカタチのどうぶつ展」を無料でご覧いただけます。
2019年4月23日(火)~6月30日(日)
2F 企画展示室1、アートギャラリー1・2・3/一般800円ほか
「島の猫」、「やきものの里のネコ」シリーズを中心に、動物写真家・岩合光昭が日本各地で出逢った猫たちの写真、200余点が会場を彩ります。
ZooとArt 色とカタチのどうぶつ展
- 会場
- 企画展示室2
- 期間
- 2019年04月13日-2019年06月30日
- 休館日
- 月曜日、5月7日(火)※ゴールデンウィーク期間(4月27日~5月6日)は休まず開館
- 観覧料
- 一般 200円(160円)
- 学生・65歳以上 150円(120円)
- 中学生以下 無料
- *()内は20名以上の団体料金。*障害者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料。
- 主催
- 川崎市市民ミュージアム