川崎の記録映画上映

映像ホール / 2024年10月31日-2024年10月31日

概要

川崎市市民ミュージアムの所蔵フィルムから、川崎市の水道事業を記録した映画を2本上映します。上映後は学芸員が映画に写った川崎の風景や歴史について解説を行います。

【開催日時】2024年10月31日(木) 14:15 ~(13:45 受付開始・開場)
【会  場】川崎市アートセンター 小劇場 (川崎市麻生区万福寺6-7-1)
【定  員】150名(当日先着順)

上映作品

  • 滾々として盡きず

 水道の水源を多摩川に求めていた川崎市は、工業都市化により増え続ける水需要に対応するため、昭和15年に相模川を水源とするための工事に着手した。川崎市上水道第四期拡張工事を記録したこの映画には、戦争による中断を経て再開した、導水トンネルと長沢浄水場の建設と開通の様子が記録されている。

1957年/27分/白黒/スタンダード/
演出/永富映次郎 撮影/小山正厚 監修/川崎市水道部 制作/毎日新聞社、七星映画社、木村プロ
解説/高橋圭三

  • 川崎の水

 相模川流域を水道の水源として求めた川崎市だったが、その後の急激な人口増加と工業地発展によりさらなる水不足が懸念され、津久井湖からの導水事業が計画された。水源から川崎市まで長いトンネルを掘る第七期拡張工事の過程を記録したのが本作品である。『ひろしま』『警視庁物語』などを手掛けた関川秀雄が演出した。

1968年/56分/カラー/シネマスコープ
演出/関川秀雄 撮影/八柳勇三 脚本/水野富士雄
制作/松崎プロダクション 企画/川崎市水道局

学芸員による解説
講師:鈴木勇一郎(川崎市市民ミュージアム学芸員)