映画監督 岡本喜八生誕100年!映画とライブで「ジャズ大名」

上映予定
 / 2024年09月14日-2024年09月14日

概要

川崎市市民ミュージアム×KAWASAKIしんゆり映画祭 共同開催!
映画監督 岡本喜八生誕100年!映画とライブで「ジャズ大名」

 

「戦争にカマけるよりジャズにカマけたほうが、はるかにマシである」(岡本喜八)

 映画界の奇才岡本喜八は、生涯一貫して反骨精神溢れた娯楽映画を作り続けました。川崎にゆかりのあった岡本監督の生誕100年と川崎市制100年を記念して、音楽ライブ、ゲストトークつきで「ジャズ大名」を35ミリフィルムで上映します。ジャズの音楽に身をまかせ、楽しい一日をお楽しみください。

 

開催日 2024年9月14日(土)
会 場 麻生市民館 大ホール
開 場 12:30(受付開始)
開 演 14:00
終 了 17:15
定 員 600名
座 席 自由席
料 金 一般:税込1,500円(当日現金でお支払いください)
    小学生以下無料
    障害者およびその介護者1名は無料 ※証明できるものをお持ちください

上映主催:川崎市市民ミュージアム イベント主催:KAWASAKIしんゆり映画祭
協  力:株式会社喜八プロダクション かわさきジャズ実行委員会
後  援:「音楽のまち・かわさき」推進協議会
技術協力:有限会社鈴木映画

 

申込方法

◆事前申込制◆
本ページの申込フォームからお申し込みください
申込期間:2024年8月5日(月)10:00~8月26日(月)16:00
※申込フォームには2024年8月5日(月)10:00からアクセスできます

※当館からのメール(@kawasaki-museum.com)が受信できるよう、事前にドメイン設定をお願いいたします。
※お送りしたメールは迷惑メールに振り分けされる場合がございます。念のため迷惑メールフォルダもご確認ください
※車いすやベビーカーでの鑑賞をご希望される場合は、申込フォームの備考欄にその旨ご記入下さい。

9月2日(月)までに入場券となるハガキをお送りします。当日の入場に必要になりますので、必ずお持ちください。(申込多数で抽選になった場合は、当選者のみにハガキをお送りします)

フォームからのお申し込みが難しい場合はお問い合わせください。
川崎市市民ミュージアム 
TEL 044-712-2800(8:30~17:15 祝祭日は除く)
FAX 044-712-2804
Mail edu_kcm@kawasaki-museum.com
※申込は期間内の2024年8月5日(月)~8月26日(月)にご連絡ください

※申込期間後も席に余裕がある場合は当日券を販売いたします。当日券を販売する場合は、当Webサイトでお知らせします。

 

タイムスケジュール

12:30  受付・入場開始
14:00 「神奈川ニュース」上映  
14:15 「ジャズ大名」上映
15:50 ライブイベント終開始
16:20 休憩 
16:35 トークイベント開始
17:15 終了
※諸般の事情により多少の時間変更が生じる場合がございます

 

ご案内・注意事項

・席に余裕がある場合、12:30より当日券を販売いたします。
・車いすでの鑑賞をご希望される場合は申込時に備考欄にその旨ご記入ください。
・その他の鑑賞サポートについてはお問い合わせください。
・会場内は飲食禁止です。ただし、水分補給用の飲み物の持込は可能です。アルコールはご遠慮ください。
・当日は受付の混雑が予想されます。時間に余裕を持ってお越しください。

 

上映作品《ジャズ大名》

ジャズ大名
(C)KADOKAWA 1986

 南北戦争後、奴隷から解放された黒人ミュージシャンたちが故郷へ帰る途中、嵐に見舞われ日本の駿河湾に流れ着く。時は幕末、駿河の国の音楽好きの藩主がジャズと出会い、一大ジャムセッションが始まる。筒井康隆の奇想天外な原作に、ジャズピアニスト山下洋輔が音楽を担当した。見事な編集と音楽に身を任せるクライマックスは圧巻である。

1986年/85分/35㎜/ビスタ/カラー/大映
監督:岡本喜八 脚本:岡本喜八、石堂淑朗、原作・音楽:筒井康隆  音楽・出演:山下洋輔 撮影:加藤雄大

主な出演者:古谷一行、神崎愛、岡本真実、財津一郎、殿山泰司、本田博太郎、今福将雄、小川真司、唐十郎、タモリ ほか

 

※「ジャズ大名」の前に、神奈川県内の施策と事業をPRするために制作され、県内の映画館で本編前に上映されていた「神奈川ニュース」を上映。川崎市に関連したニュースを紹介します。

 

ライブイベント

 映画の興奮の後は、「外山喜雄とデキシーセインツ」のジャズライブをお楽しみください。
 “日本のサッチモ”と呼ばれる外山喜雄と仲間たちが数々のデキシーランド・ジャズの名曲を最高に楽しくスウィングします。

外山喜雄とデキシーセインツ

 “日本のサッチモ”外山喜雄(トランペット・ボーカル)と恵子夫人(ピアノ・バンジョー)を中心に1975年に結成、今年結成49年を迎える最高に楽しくスウィングするデキシーバンド。1968年、夫妻は移民船に乗り渡米5年間ジャズの故郷ニューオリンズでジャズ武者修行。夫妻は1995年日本ルイ・アームストング協会をスタートし、武者修行でお世話になったアメリカへの恩返しとして、850点を超える楽器を送っている。2005年外務大臣表彰、その後、ジャズ大賞、文部科学大臣表彰、2018年ニューオリンズのジャズ祭で『スピリット・オブ・サッチモ生涯功労賞』を受賞。東京ディズニーランドに開園から23年間出演、海外ツアー公演は20回を超えるなど国内外で活躍している。NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディー』でもサッチモ張りのボーカルを担当、人気を博した。

メンバー
外山喜雄(トランペット・ボーカル)
外山恵子(ピアノ・バンジョー)
広津誠(クラリネット)
粉川忠範(トロンボーン)
藤崎羊一(ベース)
サバオ渡辺(ドラムス)

 

トークイベント

 「ジャズ大名」出演者の本田博太郎さん、岡本真実さん、 喜八プロダクションの前田伸一郎さんをお迎えし、生誕100周年を迎える岡本喜八作品の魅力、撮影・製作の裏側や監督の素顔などをお話いただきます。

登壇者

本田 博太郎 Hirotaro Honda

 俳優。1951年2月8日生まれ、茨城県出身。1979年、蜷川幸雄氏演出の舞台「近松心中物語」「ロミオとジュリエット」でゴールデン・アロー賞演劇部門新人賞を受賞。「警視庁・捜査一課長」や昨年話題となった「罠の戦争」などの現代劇から「必殺仕舞人」「鬼平犯科帳」大河ドラマ「龍馬伝」などの時代劇まで多方面で活躍。岡本喜八監督作品には『英霊たちの応援歌 最後の早慶戦』をはじめ、監督の遺作となった『助太刀屋助六』まで続けて6作品に出演、自他ともに認める岡本組のメンバーとなる。監督の亡くなったあとに監督のドキュメンタリー「神様がくれた時間」が制作され、監督役を演じた。

 

岡本 真実 Mami Okamoto

 女優。1962年8月15日生まれ。文学座研究所、無名塾(第6期)を経て、テレビドラマ『明石貫平35才』(日本テレビ)でデビュー。NHK大河ドラマ『春の波濤』『元禄繚乱』ほか出演。代表作は『ジャズ大名』『大誘拐 RAINBOW KIDS』。映画監督の岡本喜八と映画監督でプロデューサーの岡本みね子の次女で、株式会社喜八プロダクション・代表取締役社長を務める。特技の日舞は師範。

 

前田 伸一郎 Shinichiro Maeda

 プロデューサー。1989年日本テレビ入社。制作局チーフ・クリエイター、編成局「金曜ロードSHOW!」チーフ・プロデューサー等を歴任。放送文化基金賞(2004)、日本映画テレビプロデューサー協会・エランドール奨励賞(2005)ほか受賞。2017年から株式会社喜八プロダクションのエグゼクティブ・プロデューサー、共同創業した八宝エンターテインメント株式会社の取締役統括プロデューサーなどを務める。

 

岡本喜八 Kihachi Okamoto

岡本喜八
(C)喜八プロダクション

 1943年東宝に入社し、『結婚のすべて』(1958)で映画監督としてデビューした。初期の代表作に『独立愚連隊』(1959)、『江分利満氏の優雅な生活』(1963)、『ああ爆弾』(1964)などがあり、『日本のいちばん長い日』(1967)と『肉弾』(1968)は芸術祭文部大臣賞を連続で受賞している。1974年に川崎市に喜八プロダクションを設立し、独立した以後も精力的に映画製作を続け、『吶喊(とっかん)』(1975)、『近頃なぜかチャールストン』(1981)、『大誘拐』(1991)、『EAST MEETS WEST』(1995)、『助太刀屋助六』(2002)など、娯楽活劇の名手としての手腕を大いに発揮し多くの傑作を残した。川崎市の文化芸術推進に深く関わったことでも知られ、生田に居を構え亡くなるまでこの地を愛した。

 

会場案内

麻生市民館 大ホール
〒215-0004
川崎市麻生区万福寺1丁目5番2号
・小田急線新百合ヶ丘駅下車北口徒歩3分
※ご来場は公共交通機関をご利用ください

 

KAWASAKIしんゆり映画祭

「第30回KAWASAKIしんゆり映画祭2024」がこの秋開催されます。
詳細はWebサイトをご覧ください

KAWASAKIしんゆり映画祭Webサイト

★イベントピックアップ★
①8月31日(土)川崎市立片平小学校校庭にて、なつやすみ野外上映会を開催!フランス・アニメーションの傑作『ベルヴィル・ランデブー』を上映。市民ミュージアムのブースも出展します。

②映画祭は10月26日(土)から11月4日(月)の間、川崎市アートセンターで開催。市民スタッフ厳選の子どもから大人まで楽しめる国内外の良作をお届けします!市民ミュージアムの収蔵作品から川崎の記録映画を上映予定です。

※本イベントの詳細はKAWASAKIしんゆり映画祭事務局にお問い合わせください

主催:NPO法人KAWASAKIアーツ
共催:川崎市 川崎市教育委員会 川崎市アートセンター(川崎市文化財団グループ) 川崎新都心街づくり財団
特別後援:日本映画大学 昭和音楽大学 
後援:「映像のまち・かわさき」推進フォーラム NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり 麻生区文化協会